2024/10/07 14:05

今年も「ツール・ド・九州」の季節になりました。昨年に続き2回目の開催となる「ツール・ド・九州2024」は、過去の災害からの復興と進むべき未来を象徴するスポーツイベントに留まらず、SDGs活動を実現する大会を目指しています。


開催期間は10月11日(金)から14日(月)までの四日間。初日は小倉城クリテリウム(周回レース)、二日目は大分県の別府から湯布院を経由して日田まで、三日目は熊本県の阿蘇、最終日は福岡県の宗像市を周回して宗像大社がゴールとなっています。

偶然ですが、今年の7月前半に阿蘇の草千里ヶ浜(コースには含まれませんが)、7月後半に宗像大社に行ってきました。


熊本県南阿蘇村「草千里ヶ浜」
噴煙を上げる阿蘇中岳を見渡す標高約1,100mに広がる緑の草原で、ジッとたたずむ馬。外国人観光客が多くて驚きました。


熊本県南阿蘇村「阿蘇火山博物館」
昭和レトロな館内には、熊本地震で露出した断層の表面を切り取った標本が展示されています。


福岡県宗像市大島「宗像大社沖津宮遥拝所」
大島へは神湊港からフェリーで15分。厳格な禁忌によって立ち入りが禁じられている沖ノ島をここから拝みます。


福岡県宗像市大島「御嶽山展望所より沖ノ島を望む」
島民の方のお話しでは、最近はPM2.5などの影響で見える日が少ないとのことでしたが、ラッキー!


福岡県宗像市「宗像大社」
御祭神は天照大神の三女神が祀られていて、沖津宮(田心姫神 たごりひめのかみ)、中津宮(湍津姫神 たぎつひめのかみ)、辺津宮(市杵島姫神 いちきしまひめのかみ) の三宮を総称して、宗像大社といいます。


福岡県宗像市宗像大社神宝館「国宝 金星指輪(沖ノ島出土)」
宗像大社の三女神詣でを終えて、境内にある「神宝館」を訪れました。ここには沖ノ島で発見された8万点に及ぶ神宝が収蔵・展示されており、とても見ごたえがあるので是非みなさんも機会があれば行ってみてください。

館内の壁面に浮かぶ6枚の大きな写真を見て、なぜだか不思議な感覚を覚えました。

どこか見覚えがあると言うか、懐かしいと言うか。。。


藤原新也でした。

まさかこんなところで憧れの人の作品に出会えるとは!

何十年ぶりかに胸が熱くなりました。。。

九州には素晴らしい景色がたくさんありますね。あの景色の中を選手たちが颯爽と走り抜けていく姿を想像すると、ワクワクしてきます。残念ながら今年の「ツール・ド・九州」は自宅の近くを通らないので観戦できぞうにありませんが、YouTubeのライブ中継から応援したいと思います。